英語のリスニング教材としての映画の落とし穴:2時間の映画で役者が話している時間は何分?
大前提としてリスニングは音の変化とかちょっとしたテクニックみたいなものもありますが、結局、音を聞かないといけないのでどれだけ集中して話を聞いたかも重要です。会話が多い映画なら良いのですが、映像シーンが多い映画は避けた方が効率的だと思います。
英語のリスニング教材としての映画の落とし穴:あまりにも自分の生活範囲とかけ離れている映画を見ている
個人的には映画を理解することは、英語に関してトップ3に入るぐらい難しいことだと思っています。セリフは基本早口ですし、難しい表現もたくさん出てきます。シーンとシーンの繋がりなども理解しないといけません。ただでさえ理解の難しい映画を一生懸命聞いても、自分の現実世界とあまりにもかけ離れた内容であれば、調べた表現も使わないし、聞く機会もありません。
英語を勉強するという観点では、時間的に非効率、理解が難しい上にあまりに自分の生活とかけ離れた内容の映画だと効果が期待できないという理由から、個人的にはあまり映画はおすすめしません。楽しむ分には好きなように見てください。
英語のリスニング教材としての向いているもの:トーク番組
映画ではなくて何で学べば良いかと思った方は、YouTubeなどで英語のトーク番組を見ることをおすすめします。会話の内容もありふれた内容が多いですし、何よりマシンガンのように会話します。個人的によく見ているトーク番組は下記の3つです。TheEllenShow
The Tonight Show Starring Jimmy Fallon
The Late Show with Stephen Colbert
他にもたくさんありますが、俳優やスポーツ選手、実業家、政治家やトランプ大統領まで様々な分野のゲストが来るのでいろいろな話をします。
内容もよくありそうな話が多いのでおすすめします。私はソフトウェアエンジニアなので、ITの話をしている英語を話しているYouTuberの動画もよく見ています。ぜひ、興味のあるトーク番組を探してみてください。
英語のリスニング教材としての向いているもの:VOA
VOAとはVoice of Americaの略で、アメリカ合衆国政府が運営する国営放送です。国際的な放送でよく知られている放送局の一つで、英語を母語としない人々に向けて、平易な語彙と文法を用いて、通常のスピードよりゆっくりとした速さでアナウンサーが話す英語放送です。VOAはアプリもあるので通勤中なども聞けます。毎日更新されるので新しい英語のリスニング教材が毎日出てきます。上記のトーク番組が辛い方はまずはVOAからチャレンジしても良いと思います。
ただし、VOAはかなりゆっくりなので、VOAが理解できても上記のトーク番組のような英語を聞き取れるとは限りませんので、がっかりしないようにしましょう。
いずれにせよ、VOAがわからないレベルではその上のレベルは始まらないので、時間をしっかり確保して地道にやっていくのがいいでしょう。