忘れるの英語表現:forget
forgetは上記にも書いたように「忘れる」の代表的な英単語です。忘れるのは大体過去なのでforgotのかたちが多いでしょう。忘れる対象は人、もの、情報、出来事、日付など様々なものやことを忘れたと言えます。I forgot my password.
(パスワード忘れました)
忘れるの英語表現:leave
leaveも「忘れる」という英語表現で使われる代表的な英単語です。こちらも過去に忘れているはずなのでleftというかたちが多いでしょう。forgetとleaveの違いはforgetは話の中心が忘れたものになります。上記の例ではpasswordです。一方leaveは忘れたものもそうですが、忘れた場所が中心になります。
I left my key at the office.
(オフィスに鍵を忘れました)
場所以外にもbehindだったり子供の預けるといった表現に使えたりします。
Did anybody leave a jacket behind?
(ジャケット誰か忘れてませんか?)
I left my son in the care of a friend.
(私は友達に子供を預けた)
忘れるの英語表現:slip one's mind
slip one's mindは日本語で言う「うっかり忘れる」という表現に近いと思います。例えば、15時に友達と待ち合わせていたにも関わらず、うっかり忘れていて他のことをしていたなどと言うときに使うことができます。主語は忘れたものになり、それが誰かの心から滑り落ちた→うっかり忘れたとなるのでイメージしやすい英語表現だと思います。
I meant to buy eggs, but it completely slipped my mind.
(卵を買おうとしたけど、完全に忘れてたわ)
completelyなどと組み合わせると「完全に忘れてた」「完全に漏れてた」という表現になります。
忘れるの英語表現:have a senior moment
senior momentとは年配の人の瞬間ということになり、自分がだんだん歳を取ってきてド忘れするときに使える表現です。この表現はネガティブや失礼な表現ではなく、むしろユーモアのある少し自虐的な表現になります。I had a senior moment. I couldn't say his name.
(彼の名前をド忘れしてしまった)
忘れるの英語表現:lose one's train of thought
lose one's train of thoughtは会話などで何かを言おうとしていたけど、何かが原因でふと言いたいことを忘れてしまったときに使える表現です。train of thoughtは「考えのもとになる筋道」「思考回路」という意味で、それを失ってしまったというのがこの表現です。I was going to say something, but I just lost my train of thought.
(何かを言おうとしたけど、何を言おうとしていたか忘れてしまった)
忘れるの英語表現:on the tip of one's tongue
on the tip of one's tongueは知っているんだけど、ここまで出かかって出ないという状況で使うことができる表現です。ここは頑張って思い出してください。英語では下の先まで出かかっていると言います。senior momentとほぼ同じでド忘れという意味で、表現の違いですね。
What is his name? It's on the tip of my tongue.
(彼の名前何だっけ?ここまで出かかってんだけど、、)
一言で「忘れた」と言っても、色々な場面でいろいろな表現があるので少しずつ覚えていきましょう。