「上の階」の英語表現:upstairs
窓際族を学ぶ前に関連する重要な英単語を学びましょう。「彼は上の階にいます」「彼女は下の階でランチを食べてます」など「建物の上の階」「建物の下の階」という英語表現をご存知でしょうか?上の階を表す英単語がupstairsです。upstairsは副詞か形容詞で使います。なので前置詞などは必要ありません。
He went upstairs and changed his clothes.
(彼は洋服を変えに上の階に行った)
上記は副詞の例です。形容詞の場合は名詞の前にupstairsを置きます。
She is the upstairs bathroom.
(彼女は上の階のトイレにいます)
「下の階」の英語表現:downstairs
downstairsは想像つくと思いますが、upstairsの反対です。使い方もupstairsと同じです。I went downstairs to answer the door.
(私は来客対応のため下の階に行きました)
answer the doorは「家にいてインターフォンがなったときに来客の対応をすること」です。それと似た英語表現でanswer the phoneにすると「電話に出る」という意味になります。
「窓際族にする」の英語表現:kick somebody upstairs
ここからが本題です。upstairsには面白い英語表現があります。会社でよく「実はあの人窓際族らしいよ」などと言うことがあると思います。「窓際族にする」を英語で言うとkick somebody upstairsと言います。kick somebody upstairsは本来「誰かにより良いポジションを与えているように見えるけど、実は周りに影響なさそうなポジションを与える」という意味です。つまり「窓際族にする」となります。
He's been kicked upstairs.
(彼は窓際族です)
「窓際族にする」の英語表現:dead wood
dead woodは「枯れている木」のことですが、そこからある組織の中で使えない人、必要ない人のことを指すようになりました。要するに「窓際族」に近い意味を持ちます。人だけでなく物に対しても「いらなくなった物」「必要なくなった物」という意味で使うことができます。
Cut out the dead wood so that the young new wood can grow and develop.
(窓際族は見切りをつけよう。そうすれば若くて才能のある人が成長できる)
so thatは便利な英語表現で、その後に理由が続いて「〜するために」といった感じの意味になります。
この場合は、「窓際族は見切りをつけよう」と言った理由が「若くて才能のある人を成長させるために」ということになります。