日本語の「緊張する」はあらゆる場面で同じように使えますが、英語で「緊張する」という意味の代表的な単語にはanxiousとnervousがあります。今回はその2つの単語の違いを説明します。
anxiousの緊張
anxiousの「緊張する」は「不安がある」や「心配がある」という意味を含んだ「緊張する」と言うとときに使います。なので、「不安がある」や「心配がある」に置き換えても良い状況では使えると思います。例えば、「人に対しての緊張」「安全性についての緊張」「病気に対して緊張」などと言う時は背後には心配、不安などがあると思います。そういったネガティブな気持ちを含んだ緊張はanxiousが使えます。
よく一緒に使われる前置詞はforやaboutで、that節も続けることもあります。あと「不安そうな表情」はanxious lookやanxious expressionなどと言い、He gave me an anxious look(彼は不安そうな表情で私を見た)といった感じで使えます。
I was anxious that it might be cancer when I heard health checkup results from a doctor.
(医者から健康診断の結果を聞いたとき、癌じゃないかと心配した)
nervousの意味の緊張
nervousの「緊張する」はドキドキする気持ちがある緊張するです。遊園地の乗り物に乗る前や人前でスピーチする時など、ドキドキ感があるときにはnervousが使えるでしょう。よく一緒に使う前置詞はaboutが多いと思います。またbe a nervous wreckというとかなり緊張していることを伝えられます。
I always feel nervous when I make a speech in front of an audience.
(人前で話すのはいつも緊張します)