海外留学する前にやっておきたい英語勉強は「リスニング」と「英単語を覚えること」
リスニングをやっておくべき理由:上達するには時間がかかるから
リスニングは2時間やって明日2時間の効果が出ることはほとんどないと思います。何度も聞いていやっと効果が出てるのが早くて数ヶ月後だと思います。私個人で最も難しいと思うリスニングシチュエーションは電話です。人間は意外と話を聞く時、目からの情報を多く取得しています。相手の表情を見ると、笑っているのか?、怒っているのか?真剣なのか?ふざけているのか?などの状況が大体分かります。
しかし、電話は相手の声のみでリスニングを行うため本当のリスニング力が試されます。最近はスカイプやZoomなどのインターネットで話をするときも多くなってきたと思いますが、回線が悪いとさらに難しくなります。
英単語をやっておくべき理由:全ての技能のベースとなるから
英単語を覚えておくべき理由は全ての技能のベースになるからです。当たり前ですが、例えば話す時に単語を知らないとできません。色々な人が「単語を知らなくても〜」と言っていますが、こんなことを信じてやっている人は上達できないですね。リスニングに関しても英単語を知っているかどうかはかなり重要で、聞いているだけではリスニングは上達しません。英単語を知る必要があります。これを日本語で試してみましょう。
例えば「架電」って何するか分かりますか?少し日本語に詳しい人はすぐ分かると思いますが、聞いたことも調べてたこともない人が架電という言葉を聞いたら聞き取れても意味わからないと思います(架電するは「電話をする」というビジネス用語です)。
英語でも同じことで、リスニングが出来て音が聞き取れても、その単語の意味がわからないと結局聞き取れないと同じ状態になります。なので、リスニング力は実は単純に音を聞き取る力だけはなく、単語を知っていることも重要になります。正確に言うと単語の発音と意味を知っているのと聞き取る力が必要です。
リスニングに効果的な勉強はスピーキング
経験談ですが、スピーキング(誰かとの会話)も取り入れると本をひたすら読むだけより、英単語や英語表現を覚えるのも格段に早くなります。それがリスニングに繋がっていきます。なぜかと言うと、聞き取れない原因の1つに単語を1つずつ正確に発音していないことに気付きます。日本語でも例えば「満員」は正確には「まんいん」ですが「まーいん」とか「まあいん」って言ってないですか?英語も同じで発音しやすいように単語と単語の繋ぎ目で音が変わったりします。その音をよく聞いて繰り返して話しているとリスニングにも良い影響が出てきます。私が英語の勉強を始めた頃はインターネットも少しずつ出てきた頃だったので、オンライン英会話などのサービスなどはありませんでしたが、今は簡単に英語環境ができるので、使ってみるとよいと思います。
私の経験上、最も効率の良いの勉強方法は単純で人と話すです。
留学中にリスニングに力を入れるのと基礎的な英単語の覚えるのは時間がもったいない
もちろん、留学中もリスニングの上達と英単語のインプットは大切ですが、留学という実践的な状況に飛び込んだからにはアウトプット重視しないと時間がもったいないです。例えば新たにネイティブらしい表現を覚えるのはOKですが、日本で買える英単語帳に出ているような英単語や英語表現を覚えるために留学の時間を使っていたら時間がもったいないです。
最近は、インターネットも本も充実しているので、そんなのは日本にいる間にやってしまうことをおすすめします。
なので、現地に行く前に時間のかかるリスニングをある程度のレベルに上げて、英単語帳に載っている単語ぐらいは頭に叩き込んでから行くと留学の効果もだいぶ違ってきますよ。留学中は英語をやり直すのではなく、準備期間に学んできたことを披露する場にしたいですね。