英語の勉強の方法で悩んでいる
英語ができない最大の原因は、英語の知識や経験が圧倒的に足りないからです。周りにいる人からよく「どうやって勉強した?」と聞かれるのですが、(言わないですが)内心「そんなレベルで方法論で悩んでいるのはなぜ?」と思っています。そもそもですが人間は全員違います。同じことをやっても続く人と続かない人がいますし、伸びる人もいるし伸びない人もいます。正解っぽいことを言うと「自分が続く方法で学んでください」です。なので勉強の方法で悩んでいるのが結構謎です。その人本人しか答えを知らないはずです。私も別記事でいろいろ紹介はしていますが、全員がそれで英語力を伸ばせるとは思っていません。
やる前から「あーだ、こーだ」言ってないで、効率云々は抜きにして始めましょう。方法論ばかり考えてやらない人が多過ぎます(英語だけに限ったことではないですが)。効率や効果的なやり方はやりながら考えるのが良いと思います。レアジョブか?DMM英会話か?、、どっちでもいいです。どちらかで今日からやりましょう。
方法論で悩むのはある程度のレベルに達して、自分の弱点(リスニング、発音など)を強化する時で良いと思います。なぜ初期段階で方法論に悩む必要がないかは次の理由もあります。
英語を短期間で話せるようになると思っている
方法論で悩むこ必要がない理由はどんな方法で学んでも短期間には身につかないからです。最初の段階では、効率云々の方法論より毎日勉強をやるかやらないかの方がよっぽど重要です。短期間で勉強と言えば、広告で「30日で英語がペラペラに話せます」とかいう謎の広告ってありませんか?結論から言うと「そんなわけない」です。そんなメソッドがあるにもかかわらず、現在も多くの人が英語で苦しんでいるので、結果そういうことです。
「話せます」というフレーズって都合よくないですか?ある限定されたシチュエーションで決まった表現を覚えるだけなら、1日でもできるでしょう。ただ実際は同じことを伝えるにしてもいろいろな表現パターンに対応しないといけないので、実際には無理です。
ざっくりですが、英語圏で暮らして本気で学べば、ある程度どんなシチュエーションでも自信が持てるまで3年、日本だけで学ぶなら5年ぐらいはかかると思います。なので、短期で英語が出来ると思っているなら、その考えは改める必要があります。
TOEICや英検のための勉強をしている
TOEICや英検の存在を否定している訳ではありません。ただ、英語を学んでいるのに、TOEICや英検の高得点が目的になってしまっているのでおかしいなと思うことがあります。TOEICや英検は英語のテストである程度出る形式が決まっているので、少し勉強するだけでもTOEICの点数が100点ぐらい上がることだってあります。ただそれは英語力が伸びた訳ではなく形式に慣れただけの可能性があります。なので、英語のテストを受けるのであれば目指すのではなく、力試しの意味で受けた方が良いと思います。TOEICの高得点や英検の合格を目指すのではなく、自分がある程度学んできたことを確認する意味で受ける分にはテストの存在意義はあるかなと思います。
結局ペーパーテストを目指すと今まで学校でやってきた勉強と同じことの繰り返しです。その結果十分な英語力が身に付つきましたか?話せるようになれば、TOEICの勉強しなくても800〜900点ぐらい自然に取れます。
自分が使わなそうな分野の英語を学んでいる
上記で「英語の勉強の方法で悩んでいる」のは良くないと書きましたが、少しだけ効率よく学ぶために書いておくと、「自分が使いそうな分野」の英語を先に勉強しましょう。例えば、私の場合は家族や友達との会話、職業はソフトウェアエンジニアなのでIT系の表現などがそれに当たるでしょう。自分が話さない「政治」の英語は後回しでいいはずです。これは自分の生活を考えれば、ある程度範囲は絞れるはずなので、試してみてください。
そもそも英語をやる気がない
もう、やめましょう。上記で書いたようにかなりの時間がかかるし、やらなくなったら英語力が落ちるので英語は生涯学習です。やる気がないと人生の時間を無駄にする可能性もあるので、あまりやる気がないのならスパッとやめて他のことに力を入れた方が人生幸せかもしれません。今まで見てきたやる気がない人の傾向として次のことがあります。
- 毎年今年は英語を頑張ろうと言っている
- 英語をやろうと思ったけど、何ヶ月経っても始めていない
- 数週間で挫折(3-4ヶ月は何も変わらないと思います)
まだいろいろありますが、また次の機会に書こうと思います。