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「would」の使いどころ:仮の話をするとき
日常話していると、仮の話をすることありますよね?「もし試験に合格したら」「もしお金持ちだったら」「もしあなただったら」などと、もしその状態だったら〜するという話をするときにwouldを使います。
If I were you, I would ask her out to dinner.
(私だったら、彼女を食事に誘うかな)
If I were youは「もし私があなただったら」という定番のフレーズで、相手の立場に立ってアドバイスや提案などをするときに使います。アドバイスや提案をするときによく使われるshouldよりも控えめな感じが出ます。
What would you recommend?
(何がおすすめですか?)
仮の話をするときに必ずしもifを使う必要はありません。例えば上記のように質問する場合は「あなただったら、何をお勧めしますか?」と店員や販売員に聞くときに使えます。
would youが「あなただったらどうしますか?」を意味します。
「would」の使いどころ:自分の願望を伝えるとき
この使い方で誰もが知っている英語表現がwould like toで「〜がしたいです」と伝えるフレーズです。その他にはI would love toという表現がありI want toの「〜したい」をより強調する英語表現です。日本で「ぜひ参加したいです」というときなどの「ぜひ」が加わるようなイメージです。
I'd love to meet you next week.
(来週ぜひあなたに会いたいです)
このI'd love toは誰かからの誘いでもよく使われる英語表現で、誰かの誘いに対してI'd love toと言うと「喜んで!!」という意味になります。
また誘いを断るときは、下記のように伝えると参加したい気持ちを出しつつも丁寧に断ることができます。
I'd love to join you but I have to take care of my kids on weekend.
(ぜひご一緒したいのですが、週末は子供の面倒を見ないといけません)
「would」の使いどころ:丁寧にお願いするとき、物腰柔らかく伝えるとき
wouldを使うことにより、丁寧にお願いすることができます。その反対に丁寧に提案することもできます。飛行機でWould you like something to drink?「飲み物いかがですか?」と言われますが、それを思い浮かべれば使いやすいと思います。
その他にI would sayと言うと、控えめに物腰柔らかく自分の意見を伝えることができます。「こうだと思う」ぐらいのイメージです。自分の意見を述べる時にI thinkを多用している方は、言い換えとしてI would sayが使えることが多いです。
I would say his suggestion for this project is better than her suggestion.
(このプロジェクトの彼の提案の方が彼女の提案より良いと思います)