英語の「関係ある」「関係ない」は結構いろいろあります。
「関係ある」「関係ない」の英語表現
It matters / It doesn't matter
It matters、It doesn't matterはかなり有名だと思いますが、「関係ある」「関係ない」を表現できます。matterは名詞だと考えなくてはいけないこと、対処しなければならない問題などを指しますが、個人的にこの動詞のかたち以外で見ることはほとんどないと思います。
動詞の場合だとmatterの後ろにif節やthat節、whoやwhatなどのwh節が続いたり、人が続く場合はto meなどとバリエーションが多いです。
(前提)夕飯は肉がいいかか魚がいいかと聞かれて
It doesn't matter to me.
(何でもいいですよ)
直訳すると「私には肉だろうと魚だろうと関係ない」となり「何でもいいですよ」となります。
It doesn't matter what other people think. You should do what you think is best.
(他の人の考えなんて関係ない。あなたがベストだと思うことをすべきです)
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concern / doesn't concern
concernの本来の意味は「関心事」「心配事」ですが、「関係ある」「関係ない」という話をするときも使います。「それは私にとって関心事である」「それは私にとって心配事ではない」と言えば、「関係ある」「関係ない」の話もできることは容易に想像できます。
She is not my concern.
(彼女は私にとって関係ない)
none of one's concernと言うこともできるので、She is none of my concernと言うこともできます。動詞の場合は後ろに人を続けて「関係ある」「関係ない」と言うことが多いでしょう。
This doesn't concern you!
(あなたには関係ないでしょ)
have something to do with / have nothing to do with
have something to do withやhave nothing to do withも「関係ある」「関係ない」の話でよく使います。この英語表現はsomethingやnothingのところをhave little to do withにすると「ほとんど関係がない」ということもできます。
This problem has something to do with lack of preparation.
(この問題は準備不足と関係があります)