今回は英語で「ずるい」と言う場合どのように言えば良いのかお伝えします。
「ずるい」の英語表現
That's not fair
That's not fairのずるいは、日常的にある不公平を感じるときに言うことができます。例えば、ゲームでずるされたときにも使えますし、決まりごとなどで不公平に感じるときなどにも使うことができるでしょう。
He smokes for a long time during working hours. That's not fair.
(彼は仕事中に長時間タバコを吸っている。ずるいよ)
少し話が逸れますが、smokesと現在形になっているので、毎日毎日長時間タバコを吸っていて習慣化されているイメージになります。
現在形が表わすのは現在の習慣などと書かれていることが多いですが、簡単に言い換えると普段よくやっていることを現在形で表すと覚えておけば大丈夫です。
例
I play a video game.
(私はテレビゲームをします/普段よくやっています)
今まさに吸っていてそのことを言いたい場合は現在進行形でis smokingとなります。
現在形と現在進行形についての記事は下記を参考にしてみてください。
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sly
slyはずる賢いような意味で、欲しいものを手に入れるために人をだましたり、嵌めたりすることですが、一見真面目そうに見えるのですが、実は裏で笑っているようなイメージです。sly smileと言えば、人を騙しそうな意味深な笑いのような意味です。sly smileでgogoleで検索して画像を見てみてください。
on the slyは「内緒で」という意味になります。
He's so sly. His behavior is totally different when his boss is here.
(彼は本当にずるい。彼の態度は上司がいると全く違います)
関連記事:「騙す」は英語で何て言う?
devious
deviousは人を騙すことを目的とした計画的なずる賢さ、腹黒さ、不誠実を指します。You have to be devious if you're going to succeed in business.
(ビジネスで成功したいなら、ずる賢くならなければならない)
below the belt
below the beltはボクシングから来た英語表現と言われていて、腰から下を攻撃すると反則というところから来ているようです。そこから「卑怯」「反則」「ずるい」といった意味になります。言い換えるとunfairです。
What you've done hit a bit below the belt.
(あなたがやったことは、ちょっと卑怯よ)
That is below the belt!
(それは卑怯だよ)
unsportsmanlike
ちょっとずれているかもしれませんが、unsportsmanlikeはスポーツでスポーツマンとして相応しくないプレーなどを指し、バスケットではわざとファールしたときなどにアンスポーツマンライクファールを取られて、相手チームにフリースローが与えられます。In the game, we don't do unsportsmanlike behaviour.
(ゲームでは相応しくない卑怯な振る舞いはしない)
「いいな」「羨ましいな」という意味の「ずるい」は下記の記事を参考にしてみてください。
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