hearとlistenはどちらも聞くという意味ですが、その違いは何でしょうか?今回はhearとlistenの違いを紹介します。
hearの聞くの意味には「無意識」がある
hearの聞くのポイントは「無意識に聞く」「自然に聞こえてくる」といったように「特に意識しない」ということです。例えば「外で誰かが叫んでいるのが聞こえた」というときは、聞こうと思って聞こえたのではなく、自然に聞こえたはずです。このような場合は
hearが適切でしょう。
また、噂話も話が回ってくると考えれば
hearが適切です。
He
heard a sudden loud crash from outside.
(彼は外でクラッシュ音が鳴ったのを聞いた)
listenの聞くの意味には「しっかり集中して」がある
hearのポイントが「無意識」だったら、
listenのポイントを想像するのは容易だと思いますが、
listenのポイントは「集中してしっかり耳を傾ける」です。例えばよくあるのは、歌を聞く時は意識しないと聞けないはずなので、
listenを使います。
その他には人の話も基本的には集中して耳を傾けるはずなので、
listenを使います。音を出す合図などもその音に集中しているはずなので
listenが適切でしょう。
I
listen to the news on the radio every day.
(私は毎日ラジオでニュースを聞いています)
上記の違いを理解していれば、英語の試験会場などでなぜ
listen carefullyと言うのか分かりますね?試験だから集中して聞かなければならないからです。
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「英語耳」という英語教材をご存知でしょうか?私も今までいろいろ英語の本を買って無駄にしてきたこともありますが、今まで買った中で1,2を争うぐらい役に立った英語の本がこの「英語耳」です。
英語耳は発音の教材です。発音は完璧にする必要はないと思いますが、正直なところある程度のレベルにしないとたとえ英語表現を知っていても伝わりません。
また音を知っているとリスニングの伸び方も劇的に変わります。例えば、音がわかる人であれば「she」と「see」の音は全く違います。
この単語耳はそれほど厚い本でもなく、何ヶ月も勉強をする必要もなく、1,2週間集中してやる程度で良いと思います。
個人的には即効性もあったので、おすすめの英語教材です。
私も実際に使っていて質の高かった講師やオンライン英会話の勉強法をまとめているのでこちらも参考にしてみてください。