Neitherの意味と使い方:Me neither
個人的によく使う表現がMe neitherです。Me neitherは相手が否定的なことを言ったときに、その否定に同意するときに使います。簡単に言うとMe tooの否定版です。I like Yakiniku. → Me too.
私は焼肉が好きです → 私も好きです(肯定に同意)
I don't like Yakiniku → Me neither.
私は焼肉が嫌いです → 私も嫌いです(否定に同意)
Neither can IやNeither do Iという表現がありますがこちらは堅いフォーマルな表現です。canかdoかは相手の否定文でcan'tが使われているならNeither can Iを使いdon'tが使われているならNeither do Iと言うことができます。
Neitherの意味と使い方:Neitherだけで返答する
これも個人的によく使う返答です。誰かが2つのうちどちらがいいという質問をしてきたときに、「どちらでもない」という意味でNeitherのみで返答できます。Do you want to play game A or B?
(AとBのゲームどちらをやりたい)
Neither. I want to play game C.
(どちらもやりたくないです。私はCのゲームをやりたいです)
Neitherの意味と使い方:Neither + 単数名詞
Neitherは単数の名詞を後ろに持ってきて、その名詞がどちらでもないという意味になります。例えば2つの曜日が与えられて、どちらが都合いい?と聞かれたときに、どちらも都合良くない時などに使えます。Neitherの中に既に否定の意味があるので、どこかにnotなどを入れて再度否定しないように気を付けましょう。また、動詞は単数名詞に連動して単数形になるので注意しましょう。
Are you free on Saturday or Sunday?
(土日どちらか空いてる?)
Sorry, neither day is available.
(どちらも空いてないんだ)
Neitherの意味と使い方:Neither of 複数名詞もしくはNeither of 代名詞
neitherは複数形の名詞とも組み合わせて使うことができます。その場合はneither of 複数名詞となります。代名詞も取れるので例えばNeither of themというかたちになります。文法的な話でNeither ofの動詞は状況によって単数形か複数形に変わります。フォーマルなスピーチや書き方をするときは動詞を単数形にして、インフォーマルな言い方をするときは動詞は複数形にします。
Neither of the answers is correct.
(どちらの答えも合っていない)
インフォーマルではNeither of the answers are correctです。
Neitherの意味と使い方:Neither A nor B
個人的にあまり使わないのですが、文法問題でよく出てくるかたちがNeither A nor Bです。これは意味的には上記と同じ「どちらも〜ない」なのですが、Neitherのあとはorではなくnorを使います。The machine is neither light nor safe.
(その機械は軽くもないし安全でもない)
この表現をなぜ個人的に使わないかと言うと、上記の表現は
The machine is not light or safe.
と言えるからです。こちらの方がおそらく自然な言い方でよく使われると思います。
最後にneitherの発音ですが、日本語で書くと「ニーザー」と発音する人と「ナイザー」と発音する人がいますが、どちらもネイティブから聞いたことがあるので、おそらくどちらも正解で、育った地域や環境によって違うのだと思います。