今回はShe is selfishとShe is being selfishの違いについてお伝えします。
「She is selfish」の英語表現
こちらの英語表現は馴染みがある人が多いと思います。こちらは主語 + be動詞 + 形容詞のかたちで人の性格を表現する場合に使われます。こちらは難しくはないですね。She is selfish.
(彼女はわがままです)
「She is being selfish」の英語表現
問題はこちらの表現だと思います。勘が良い人は何となく気付いているかもしれませんが、beingはingとなっているので、あるそのときそういう状態であるということを表しています。つまり一時的です。例文だと、いつもは周りのことを考えて行動する彼女が何らかの理由で自己中心的な行動をしていたことを表します。
She was being selfish today. Did she get up on the wrong side of the bed?
(今日の彼女自己中心的でしたね。機嫌悪かったのかな?)
ただし、感情を表す英単語などは一時的でもHe is happyやHe is angryで表します。おそらく、感情自体が一時的なものだからです。いつまでも嬉しい人、いつまでも怒っている人は通常いません。感情関連の英単語は気を付けましょう。
get up on the wrong side of the bedはこちらの記事で紹介しています。
おそらく、日常生活での一番の使いどころは「今日は何か優しいね」というときかなと思います。もしくはいつも腹黒い人に対してHe is being niceと言うこともあるかもしれませんw
子供がいる人は「今だけ大人しくしているだけでしょう」や「怒られた後だから、今だけお行儀よくしているだけでしょう」などと使えそうですね。
最後の形容詞の部分を変えるだけでいろいろなことが言えるので、是非使ってみてください。