文句を言うという意味で有名なのはcomplainですが、今回はcomplain以外の「叱る」「さんざん文句を言う」をお伝えします。
「叱る」「さんざん文句を言う」の英語表現:give someone an earful
give someone an earfulは相手がしたことに対してどれだけあなたが怒っているかを伝えることです。つまり「叱ること」です。earfulはangryやcomplainingのような意味ですが、経験上、単独で使われているのを見たことがありません。I gave him a real earful about being late.
(彼が遅刻したことを叱った)
giveはご存知の通り「与える」なので「お叱りを与える」ですが、getにした場合は「お叱りを受ける」「さんざん文句を言われる」となります。
I got quite an earful from my boss.
(上司からものすごく叱られました)
「叱る」「さんざん文句を言う」の英語表現:chew someone out
chew someone outはgive someone an earfulと同じで、誰かが何かをしたことに対して怒ったり、叱ったりすることです。chewは噛むという意味なので、日本語でも「人に噛みつく」と言うように覚えておけば、覚えやすいと思います。
He didn't call me yesterday, so I chewed him out.
(彼は昨日私に電話してこなかったので、彼を怒りました)
「叱る」「さんざん文句を言う」の英語表現:rake someone over the coals
rake someone over the coalsは叱るでも「厳しく叱る」「こっぴどく叱る」という意味になります。rake someone over the coalsはその他にも「過去の出来事を蒸し返す」という意味もあります。あまり良い意味の英語表現ではないですね。
My boss raked me over the coals in front of everyone.
(私の上司はみんなの前で私をこっぴどく叱りました)