プロジェクトの準備が甘かったり、途中まで上手くいっていたのに最終段階で失敗したりすることを「詰めが甘い」と言いますが、英語で「詰めが甘い」とは何て言うでしょうか?
「詰めが甘い」の英語表現:I could have done better
「詰めが甘い」をはっきり表す英単語は私の知る限りありませんが、少し視点を変えて考えてみます。
「詰めが甘い」ということは「もっと上手くいく方法があったの気付けなかった」「もっと徹底的にすることができた」ということなので、そのように考えると
I could have done betterと言えるでしょう。
I could have done better.
(詰めが甘かった)
このように日本語をそのまま直訳しようしたりするとなかなか出てこない英語表現もたくさんあるので、日本語でそれが何を意味の背景などを考えると言い換えられることが多いでしょう。下記の記事が参考にしてみてください。
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なぜ英語は日本語に綺麗に訳すべきではないのか?
「詰めが甘い」の英語表現:not thorough enough
上記のように意味の背景を考えると
not thorough enoughとも言えると思います。
not thorough enoughは「十分に徹底されていない」という意味なので、そこから最後まで詰めていないとなり、「詰めが甘い」ということになるでしょう。
He missed very important points. He was
not thorough enough.
(彼は重要なポイントを見逃した。彼は詰めが甘かった)
thoroughは「細かいことを含んで徹底的に」という意味です。
The police investigation was very
thorough.
(警察の調査は徹底的に行われた)
見間違えないように付け足しますが
thoroughと
through(通る)は違うので気を付けましょう。
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