会話で「羨ましい」と言う時は英語でI'm jealous
会話で「羨ましい」と伝える時はI envy youよりもI'm jealous.が多いです。I went to Kyoto last week.
(先週京都行ったんだ)
I'm so jealous.
(羨ましいな)
soをつけるとjealousを強調できます。ここでI envy youと言っても間違えではないですが、I envy youとI'm jealousは何が違うのでしょうか?
I envy youとI'm jealousの違い
I envy youとI'm jealousの違いですが、envyは「相手もの・ことが欲しい」といったニュアンスがあり、自分もいつかそうなりたいといった前向きなポジティブな意味が含まれます。jealousは「嫉妬深い」と辞書で書かれているように、少しネガティブな意味が含まれています。しかし、実際の会話になると相手のことを羨ましがるときの「いいな」はI envy youよりもI'm jealousと言うことが多いです。
この場合のjealousは全くネガティブな意味がありません。jealousがネガティブな意味の場合は例えば
She gets jealous when I talk with another woman.
(私が他の女性と話すと彼女は嫉妬します)
と人間関係などで使うjealousはネガティブなことが多いです。使い分けとしては、相手の行動や状態が「羨ましい」というときは基本的にI'm jealousが良いでしょう。
jealousがネガティブになる時は、その時の状況から「嫉妬している」と言える時です。envyは「羨ましい」という意味で使えるので、使っても通じるので問題ないですが、あまり使っているネイティブはいないので、会話上では知っている・聞いて理解できるレベルの英語で良いかなと思います。
「羨ましい」と言う時は英語表現:I wish I were you
I wish I were youは「私があなただったらな〜」ような意味で、状況が羨ましいときに言うことができる英語表現です。この表現は仮定法というやつです。仮定法で「もし私があなただったらよかったのに〜」「自分がそうでありたい」という感じを表現しています(実際にはそうではないので)。
I pass job interviews for the international company.
(国際的な企業の面接に受かったよ)
Really? I wish I were you.
(本当?羨ましい)
その他の羨ましいという意味の英語表現:You're so lucky
宝くじ当たったんだと言ってきた友人にYou're so luckyと言えば、「ラッキーだね」「羨ましい」と言うことができるでしょう。soはluckyを強調していて、なんてラッキーなんだといた具合になります。You got baseball tickets? You're so lucky.
(野球のチケット手に入れたの?本当に羨ましい)
その他の羨ましいという意味の英語表現:I'm envious
I'm enviousも羨ましいという表現ですが、jealousよりも少し硬い表現です。あまり使われないかもしれませんが、言われたときに理解できるように覚えておきましょう。He was envious of her success.
(彼は彼女の成功を羨ましいと思った)
enviousはよくenvious ofとなります。羨ましいものやことが続きます。
その他の羨ましいという意味の英語表現:that's good
シンプルに「それはいいね」と言えば、状況によっては「羨ましい」になると思います。他の記事で英語をあまりきれいな日本語にするべきではないとお伝えしたように、機転を利かせて伝えることはいくらでもできると思います。
You bought a new car? That's good.
(新しい車買ったの?羨ましい)
その他の羨ましいという意味の英語表現:I'm so happy for you
I'm so happy for youはそのままです。本当に自分のことのように喜ぶときなどに使うことができるでしょう。この英語表現で勘違いされることはないでしょう。I'm so happy for youが実は一番シンプルかもしれません。You passed the entrance exam for the university? I'm so happy for you.
(大学の試験受かったの?羨ましいわ)
jealousだけが持つ意味に注意
jealousとenvyは羨ましいという意味では同じように使うことができることが多いですが、シチュエーションや話の流れによってはjealousは気をつける必要があります。それは日本語にもなっているようにジェラシーという意味になってしまうようなシチュエーションです。例えば、ある異性から誘われたときにI'm jealousと言ってしまうと、羨ましいというより嫉妬しているの方で取られてしまうかもしれません。もしこのような状況で使いたいのであれば、そのあとに一言付けた方が良いでしょう。
もしくは、envyはジェラシーの意味があるとは聞いたことがないので、このようなシチュエーションはenvyの方が無難かもしれません。