takeは動詞の中でも基本動詞ですが、最重要の動詞だと思います。その他にも基本動詞で重要なのはhave, get, make, go, do...など誰もが知っているような動詞です。
ただ一つ問題があって、このような最重要動詞は意味がたくさんあります。これらを全て覚えるのはさすがに効率が悪いです。今回はtakeのイメージを掴んで今後使うことで習得していく方法をお伝えします。
takeのような意味が多い英単語の意味を全部覚えるのは止めましょう
真面目にやるとtakeだけで20〜30個の意味を覚えなければなりません。まだ2,3個ぐらいならいいのですが、なぜか多くの人が何度も辞書引いて覚えようとしてしまっています。これはおそらくですが、以前の記事でもかいたように英語を綺麗に日本語に訳してしまっているからだと思います。この方法は分かっている範囲で会話が進むと問題ないのですが、その人が覚えているtake=〇〇から外れた意味になってくると、途端に理解できなくなります。
このようなことを避けるために、takeのような意味が多い英単語はコアなイメージを掴んで、あとは自分で使ってみたり、ネイティブがどうやって使っているのか見たり、聞いたりして習得していくのが効率的かつ正確だと思います。
takeはこのイメージを覚えておくと大体いける
本題ですが、takeのイメージは「どこかに何かを引っ張る」です。これでtakeの勉強は終わりですww次にいくつか例を見ていきます。誰かをどこかに連れていく場合のtake
例えば誰かに駅への道を聞かれたときにあなたが連れて行こうとします。ここで「駅まで連れて行きますよ」と言う場合I take you to Shibuya station.
(渋谷駅まであなたを引っ張りますよ→渋谷駅まであなたを連れて行きますよ)
となります。「渋谷駅まであなたを引っ張りますよ」というイメージから「渋谷駅まであなたを連れて行きますよ」はイメージやすいと思います。
これを辞書で引くと「〜を〜に連れていく」とか意味が書いてあるのですが、takeが引っ張るというイメージだと覚えておけば状況に連れていくというような意味になるはずです。
レストランで使えるtake
例えば、レストランに入ってコートを脱ぐ場合もtakeを使うことができます。take your coat off
(コートをあなたから引き離す方向に引っ張る→コートを脱ぐ)
offは引き離すというようなイメージがあり、引き離すところにコートを引っ張る、つまりコートを脱ぐという意味になります。また食事が終わった後にお皿を片付けて欲しい場合
Could you take these plates away?
(お皿を遠くに引っ張ってもらえますか?→お皿を下げてくれますか?)
awayはスポーツなどにもあるようにhome&awayでホームと敵地の意味で使われています。そこからawayは「遠くに」というイメージです。
自分で使ったり、ネイティブがどのような場面で使っているか聞いて真似るのが重要
ここまでで分かっと思いますが、takeをいちいち綺麗な日本語に訳すのではなく、イメージを1つ掴んでおけば勉強は終わりです。英語を理解する上で、結構イメージが大事なところがあると思っています。最初にお伝えしたようにtake以外にもhave, get, make, go, doなど意味をたくさん持っている英単語がたくさんあるので、そのときはコアイメージを覚えてしまえば辞書に載っている全ての意味を知らなくても対応できます。
そのためには自分で使ってみたり、ネイティブの使い方を参考にすることが重要です。今後もhave, get, make, go, doなどのイメージを書いていこうと思います。このような動詞を使いこなせると会話の幅がかなり広がります。