今回は以前の記事にも書いた「雨が降りそうですね」は英語で何て言う?で紹介したlikely to以外の英語表現を紹介します。
「〜しそうだ」の英語表現:be about to
be about toは有名な英語表現ですね。be about toは「今まさに〜しそうである」という意味です。後ろに動詞を続けます。The traffic light is about to change to red.
(信号が赤に変わりそうだ)
We are just about to leave now.
(今まさに出ようとしたところです)
be about toとbe going toの違いは?
ここで疑問が湧く人もいると思いますが、be about toとbe going toの違いは何でしょうか?be about toは「今まさに始めようとしている」と「今」を強調した英語表現です。例えば、I'm about to clean my roomと言えば「今から部屋の掃除をします」ということです。なので今が朝で、今夜掃除をしようとしていることをbe about toを使って言うのはちょっと無理があります。
一方、be going toは未来形で有名なかたちですが、be going toを使う場合は、聞き手は話し手が何かをやることは理解できますが、具体的にいつやるかは分かりません。
be going toで具体的に時期を示す場合は具体的にtomorrowやnext weekなどと一緒に使います。例えば、I'm going to clean my room tonightと言えば、「今夜部屋の掃除をします」となります。
be about toとbe going toはこのような違いがあるので、状況に応じて適切に使い分けれるようにしておきましょう。
「〜しそうだ」の英語表現:will probably
will probablyも簡単な単語の組み合わせですが、未来のことを言うwillと「おそらく」「たぶん」を表すprobablyを合わせた英語表現で「おそらく〜だろう」→「〜しそうだ」という感じになります。It will probably take about two weeks.
(それは2週間ぐらいかかりそうだ)
The meeting will probably take longer than expected.
(ミーティングが思ったより長引きそうだ)
I'll probably be late for dinner tonight because of my work.
(仕事の関係で、おそらく今夜のディナーに遅れます)
「〜しそうだ」の英語表現:be on the verge of
be on the verge ofのvergeは何かの端の意味があり、それを状況について使う場合、日本語で「瀬戸際」に近いと思います。そこからbe on the verge ofは「〜しそう」という意味になります。正直なところvergeはbe on the verge ofという表現しか見たことがないです。他で使っている例があれば教えてください。
個人的なイメージですが、あまりよくないことが起きそうなときに使うことが多いと思っています。
The baseball game was on the verge of being canceled due to rain.
(野球の試合が雨で中止になりそうだった)
She seemed on the verge of tears.
(彼女は泣きそうだった)
on the verge of tearsは結構ある組み合わせで「泣きそう」という意味です。