日本人の感覚だとあまり違和感がないかもしれませんが、「外の人」「中の人」と分けるのはおそらくネガティブなイメージがあり、あまりフレンドリーな言い方ではないからだと思います。
今回は「外国人」を英語で言う場合なんて言えばいいのかをお伝えします。
「外国人」の英語表現:people from other countries
特に誰のことを言うわけではなく、広く一般的な「外国人」という場合はpeople from other countriesと言えばいいと思います。例えば、「私は外国人と話すことが好きです」と言う場合、この外国人は特定の誰かではなく、広く一般的な外国人を指しているのでこのようなときに使うことができます。
I like talking with people from other countries.
(外国人と話すのが好きです)
「外国人」の英語表現:その人の出身国を言う
例えば、誰かに誰かを紹介するときなどは、foreignerと言わず、その人の出身国を言ってしまえばいいと思います。He is from Canada.
(彼はカナダ人です)
「留学生」の英語表現:international student
その他にも、その人がここで何をしているのかを表せれば、間接的に「外国人」ということが伝わるはずです。例えば「留学生」と言えば外国人なのは明らかなので、foreignerという英単語を避けることができます。さらに「どこの国からの留学生」という意味で、出身国を付け加えてもよいと思います。
He is an international student from Japan.
(彼は日本からの留学生です)
その他にもtouristやvisitorなどと言えば、十分に伝わるかと思います。
日本での常識は海外の常識ではない
当たり前なのですが、日本では何ともないことでも海外では失礼に当たることはたくさんあるので、経験を積んで判断ができるようにするべきでしょう。私たちはよく「外国人の割には箸の使い方が上手い」などとすぐ言ってしまいますが、なぜ外国人=「箸を使わない」なのか意味不明です。これは英語を話す以前の問題で、偏ったイメージをなくすことが大切です。
もちろん、私たちは英語を学んでいるので表現の選択で間違いも必ずありますが、ネイティブの人といろいろ話したり、聞いてみたりすることも大切です。