「大枚をはたく」「大金を払う」の英語表現
cost a fortune
cost a fortuneで「大枚をはたく」「大金を払う」という意味になります。fortuneは「運」という意味がありますが、その他にも「財産」の意味もあります。直訳すると「自分の財産ほどのコストがかかる」となり、そこから「大枚をはたく」「大金を払う」の意味になります。
I want to buy a new car, but it costs a fortune.
(新しい車を買いたいけど、大金を払うことになるな)
ある特定の人を指して使いたい場合は、cost you a fortuneというかたちで使うことができます。
Cost an arm and a leg
Cost an arm and a legもcost a fortuneと同じ意味で、「大枚をはたく」「大金を払う」という意味になります。こちらは少し怖い話ですが、自分の腕と足を交換しないといけないくらいの同等の価値のお金がかかるところから、「大枚をはたく」「大金を払う」という意味になります。
The house must have cost you an arm and a leg.
(この家相当高かったんじゃない?)
上記の例文はcost you a fortuneと同じように特定の人を指して言っているかたちになります。ここで使われているmustは状況から推測して「〜に違いない」「〜だったんじゃない」ぐらいの意味です。
shell out
shell outはインフォーマルな言い方で、何かに対してたくさんのお金を払うことですが、その背景には「不本意に」「しぶしぶ」のような前向きに支払いをしているというより、後ろ向きに大金を支払っているイメージです。shell outを使う状況としては、思ったよりもお金がかかった場面や、結局色々考えた結果、最終的にコストが膨らんでしまったときなどに使うことができるでしょう。
He ended up shelling out for three rooms.
(結局彼は3つの部屋の家賃を支払った)
end upは「結果的に〜になる」「最終的に〜になる」という意味です。後ろに動詞を続ける場合は例文のように進行形にします。