「反面教師」とは「悪い面の見本で、それを見ると自分はそうなってはいけないと教えられる人や事例のこと」です。
「反面教師」の英語表現
good example of what people should not do
まず、「反面教師」を一言で表す英単語は私が知っている限りありません。なので、「悪い面の見本で、それを見ると自分はそうなってはいけないと教えられる人や事例のこと」を「人がすべきではない例」と変換してみて、ちょっと長いですがgood example of what people should not doとしました。
good exampleとしたのは日本語で「反面教師」というときは、例えば「彼は良い反面教師だ」ということが多いので、その「良い」という部分をgood exampleとしてみました。what people should not doは「人がすべきではないこと」という意味になります。
He's a good example of what people should not do.
(彼は良い反面教師です)
what people should not doをwhat not to doに短くしても良いかもしれません。what to doは「すべきこと」という意味で、それを否定にしたかたちです。
She's a good example of what not to do. I don't want my kids to meet her.
(彼女は良い反面教師です。子供達を彼女に会わせたくないです)
因みに、上記の例は人が主語になっていますが、事例や物事を主語にすれば「その事例から学べます」となります。
what to doの例は下記のようになります。
I don't know what to do.
(何をすべきか分かりません)
lesson
もっと短く言えばlesson(教訓)を使えば伝わると思います。使い方は上記の例のexampleをlessonにすれば良いと思います。
The problem you got yesterday is a good lesson of what not to do.
(昨日あった問題は良い教訓(反面教師)です)
He's a good lesson of what not to do.
(彼は良い反面教師です)
「反面教師」という英単語を知らなくても、このようにどういう意味か?を考えることにより、英語に変換できることはたくさんあります。この考え方は英語を話す上で非常に重要です。そのことに関しての記事があるのでこちらも参考にしてみてください。
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