英語を話せるようになりたい人がするべき勉強
経験上、英語を話すことを目的として勉強している人がやるべきことは以下の通りです。- 英単語
- リスニング
- コロケーション
- オンライン英会話などでのスピーキングのアウトプット
だけです。4つあるうち英単語、リスニング、オンライン英会話などでのスピーキングのアウトプットは分かると思いますが、「コロケーション」ってご存知でしょうか?
英語のコロケーションとは?
コロケーションとはよく一緒に使われる英単語の組み合わせです。要するに話すための文法みたいなものです。ネイティブスピーカーはコロケーションをたくさん知っていて、適切に使いまわしています。例えば皿を洗うは、wash the dishesでも通じると思いますが、do the dishesと言います。洗濯するはwash the laundryとは言わず、do the laundryと言います。強い雨はstrong rainではなくheavy rainです。
組み合わせはいろいろあって、動詞と名詞、名詞と名詞、形容詞と名詞など無限にあります。コロケーションを覚えるとナチュラルな表現で色々なことを伝えることができます。そこにはいわゆる文法的な思考はなく、そういうものだからで割り切って覚えてしまいましょう。
例えば、なぜ洗濯にdoを使うのか?これは日本語で「私は」の「は」はなぜ「わ」と読むのかというのと似ていると思います。ほとんどの人が答えられないと思います。
英文法は正直それほど必要なくて、英会話メインなら5文型、時制(現在形、過去形、未来形、現在進行形、現在完了形)ぐらいで十分でしょう。それら以外は必要になったら学習する感じでいいと思います。
正しい英文法だからといって自分の考えが伝わる訳ではなく、ネイティブスピーカーが使っている表現(文法的にあっているか間違っているかはあまり関係ない)を話すから考えが伝わるのです。
英会話を上達させたいならコロケーションを含めた上記の4つを中心に勉強しましょう。
英語のテストで高得点を取りたい人がするべき勉強
英語のテストで高得点を取りたい人がするべき勉強は文法なども含め必要なこと全部ですw。テストはやはりアカデミックよりになってしまいがちなので、1つ1つの項目でしっかりとした知識が必要です。例えば、英文法の知識では仮定法とか倒置など、話すときにそれほど意識しないといけないところまで、覚えないといけません。それに加え、リスニングも、TOEFLやIELTSなどではスピーキングがあります。試験日も決まっているので、テストで高得点を取る方がハードルは高いと思います。しかも終わったあと詰め込んでいた知識忘れてしまい、大半の人が今までと同じことの繰り返しになります。
英語のテスト自体が悪い訳ではなく、付き合い方の問題だと思います。以前にも書きましたが、英語のテストはある程度の期間勉強して実力試しの感覚で受けるのが良いと思っています。テストのための対策で点数が上がっても、英語力が上がった訳ではなく、そのテストの形式に慣れただけということもあり得ます。
話すことより英語のテストの点数ということなら、無理にとは言いませんが、やはり英語は言語なので、話せることにこそ最大のアドバンテージがあると思いますので、話すことをメインにするのをお勧めします。
リスニングや英単語、オンライン英会話の勉強法
英単語の勉強法は【英単語の勉強法】私が実践していた英単語の勉強法、覚え方を紹介しますや【英単語の勉強法】覚える順番についてや【英単語の勉強法】覚えた単語は自分の言葉に言い換えるべき などを参考にしてみてください。リスニングは英語のリスニングの仕組みや勉強法についても参考にしてみてください。
オンライン英会話の勉強法はレアジョブのオンライン英会話を受け始めてから100時間(5000分)を超えましたやオンライン英会話の効果的な勉強法を参考にしてみてください。