「不登校」「休みがち」の英語表現
be unable to go to school because
一番簡単な英語表現として、「不登校」を「学校に行くことができない」と変換して、be unable to go to school becauseと言えると思います。be unable toは「〜することができない」という意味で、be able toと逆の意味です。
becauseを続けているのはbe unable toでは日本語でいう「不登校」の意味はないからです。理由を続けることによって英語表現全体で「不登校」を表しています。
In Japan, some students are unable to go to school because they have been bullied by the other students.
(日本では、一定数の生徒が他の生徒からのいじめにより不登校になっています)
上記の場合、直訳すると「いじめという理由により、学校に行くことができない」となるので、そこから「不登校」であることが分かります。
「いじめ」関しての英語表現はこちらの記事を参考にしてみてください。
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truant
日本語の「不登校」はいじめに遭っていたり、家庭の問題があったりするので、少し意味がずれてはしまいますが、truantは「許可なしに勝手に学校に行かないことを決めた生徒」を指します。理由は必ずしもいじめや家庭の問題というわけではありません。どちらかと言うと、「自分のわがままで行かない」のようなイメージです。
She's been truant for six months now.
(彼女は今半年ぐらい学校に行っていない)
「不登校気味」「休みがち」 と言いたい場合の英語表現:chronically
chronicallyはchronicの副詞で、「慢性的に」という意味です。よく病気などに使うことがありますが、その他に例えばa chronic problemと言うと、「簡単に解決できない長期的な問題」という意味になります。chronicallyを使うと「不登校気味」「休みがち」と伝えられると思います。
I'm chronically absent from school because of family matter.
(私は家庭の事情で学校を休みがちです)
absent fromは「学校などを休む」という意味になります。
be unable to go to school becauseのように「不登校」を「学校に行くことができない」に言い換えるという考え方はこちらを参考にしてみてください。英語を話す上では重要な考え方だと思います。
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